ライオンズのドラフト(2001)

※通算貢献度は2016年シーズン終了時点
順位選手名所属守備プロ入り後通算貢献度
自由枠細川亨青森大捕手伊東監督に後継者として見出されてプロ2年目から出場機会に恵まれる。
レベルの高いポジション争いをする中で、主に守備・リード面での評価を確実なものにした。
背番号「27」を受け継いだが、2010年オフにFA宣言し、ソフトバンクへ移籍。
288
1 選択権
なし
2中村剛也大阪桐蔭高内野手4番で1軍初出場するなど長打力には早くから注目され、「おかわりくん」のあだ名で一気に素質開花。
以降、日本人屈指の長距離打者として不動の地位を築いている。
617
3 選択権
なし
4栗山巧育英高外野手同期の中村同様、早くからレギュラーとして1軍に定着。
打撃部門のタイトルこそないものの、出塁率、打率に加えて走力・守備にも安定感を発揮。
キャプテンに任命されるなど、存在感ある選手として活躍。
596
5竹内和也近江高投手甲子園準優勝チームの2枚看板の1人として期待をされての入団。
1軍登板ないまま2004年に退団。
0

ドラフト前

逆指名制度が廃止され、新たに社会人・大学生を対象とする自由獲得枠制度が導入された最初のドラフト。
阪神・オリックスのように上位2枠を自由枠で使用した球団と、有望な高校生を中心に重複覚悟で1位指名する球団とに動きが分かれた。大物では杉内俊哉(三菱重工長崎)は自由枠での獲得球団がなく、注目された。
この年は特に高校生投手に人材が豊富であったが、その筆頭は甲子園で最速を記録し松坂大輔以来の大物として話題になった寺原隼人(日南学園高)。そのほかに真田裕貴(姫路工業高)や大竹寛(浦和学院高)など。高校生にはその他に夏の甲子園を打力で圧倒して制した日大三高の選手。
ライオンズはこの数年のドラフトで獲得してきた捕手がいずれもコンバートで定着しない流れの中、中央球界ではそれほど有名でなかった細川(青森大)を自由枠で獲得。

ドラフト当日

注目の高校生・寺原には4球団の1位指名が重複し、ダイエーが交渉権を獲得。抽選外れの球団も含め、上位指名に高校生が多数あった中、ライオンズは2位と4位で、いずれも高校通算本塁打数で注目度はあった中村と栗山を指名。
5位でも甲子園で登板のあった竹内を指名。自由枠以外をすべて高校生の指名で占めた。

ドラフト後

自由獲得枠の細川は同年代の野田や、若手の炭谷などといった候補との競争に勝ち、安定した守備とリードで信頼を得て“ポスト伊東”として正捕手へ。
中村と栗山はそれぞれ早くから与えられたチャンスをものにして、リーグを代表する不動のレギュラー選手へ成長。
指名人数が少ない中で、ライオンズのドラフト史上の中でも稀にみる当たり年。